現代の女性の生理の一生の回数は、約450回です。一方で昔の女性は、50~100回だったと言われています。昔の女性は10代で結婚して、6~7人ほど子どもを産んでいたからです。
生理不調とは、2つに分類され、「生理痛」、「PMS」に分かれます。
生理痛は女性の72%が感じており、この内の31%の女性は痛み止めを服用しなければならないほどの痛みを抱えています。
PMSは女性の96%が感じていて、頭痛、腹痛、肌荒れ、むくみといった身体に出る症状がメインのタイプと、精神的な浮き沈みやイライラといったメンタルの症状を抱えるタイプに分けられます。(両方起こる事もあります)
メンタル型で、日常生活に支障が出るほど重たい場合はPMDD(月経前不快気分障害)と言われます。
生理痛は、10代では、子宮がまだしっかり育っていないので、子宮口の出口が狭いことにより、生理の血がスムーズに外に押し出されず、子宮口に圧がかかりこの痛みが生じます。
20~30代は、ストレス、食事の偏り、不規則な生活などが原因で子宮の収縮が強くなり生理痛になります。
その他、子宮内膜の塊を溶かす酵素がうまく働かなかったり、ホルモンバランスの乱れ、冷え、栄養不足などで収縮が強くなることが原因なのですが、その様になるのには、食生活を中心とした生活習慣が関係しています。
病院でできる生理痛の主な対処法は、痛み具合と、患者さんの希望により異なりますが、①痛み止めを飲む②低用量ピルを飲む③生理痛を和らげ、避妊効果のある器具を子宮の中に入れる④漢方などがあります。
生理痛に対する非薬物学的介入において、運動、局所温熱療法は有効性が高いです。
そして、1番生理痛の悩みを解決する近道は、栄養を整える事が大切だと考えております。
冷えや生理痛は、食生活の乱れは大きな原因となり、朝食を食べない、たんぱく質不足、甘いものなど糖質系の摂取量が多い傾向があります。
また、運動をして筋肉を増やして、基礎代謝を上げ、体温を高める事も有効です。
正常な生理の定義は、「周期が25日以上38日以内」「出血している日数が3日以上7日以内)です。
その月にストレスがかかる事があった、多忙だったなど理由が思い当たり、翌月に戻ったならば異常ではありません。
正常な生理の周期から外れた生理が2~3ヶ月続くならば月経異常を疑い、婦人科受診をおすすめします。
生理周期が1番長くなるのは25才頃で、加齢とともに生理周期が短くなります。
30代以降になると出血量も減ります。生理痛も軽くなっていくのが一般的です。
日常生活に支障をきたすほどの生理痛がある場合、月経困難症、子宮内膜症の可能性も考えられるので、一度婦人科の受診をおすすめしております。
その他、無月経(3ヶ月以上生理がこない)、24日以内に月経が起こる頻発月経、月経と月経の中間の時期に出血することを中間期出血といい、2~3日ならば排卵に伴う出血で心配はないですが、5日以上続くならば、婦人科受診をおすすめします。
月経は、10才~14才頃までに初経を迎えます。初経からしばらく(約2年)は、ホルモンの状態が安定しないので、月経の期間や周期がまちまちです。
満15才になっても初経が見られない場合は遅発月経、18才になっても初経が起こらないものを原発性無月経といいます。
初経には、17%以上の体脂肪が必要とされ、性周期が整うためには体脂肪が22%以上となっています。
体重でいうと約40~42kgで月経が初来するとされています。
また、小学低学年で乳房が目立ち、性毛も生えて、低身長の女の子がいた場合は、早発月経の可能性があり、身長が伸びなくなる可能性があるので、月経が始まる前(骨の成長が止まる前)に、小児科受診をすすめます。
生理前~生理中は、骨盤が緩もうと体が働いているので、この時期は、骨盤の緩ませてあげた方が、生理痛も和らぐと考えています。
骨盤を締めたい方は、生理4日目~排卵期前までがおすすめです。
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